06

「あなたがたのために救い主がお生まれになった。」(ルカ1・10)寒い夜、羊飼いたちは起きていました。寒くて、また狼の鳴き声や森のざわめく音に眠ることが出来なかったのでしょう。その羊飼いたちに、天使が現れて声をかけます。それは、私たちのためにイエス様がお生まれになったことを告げ知らせるものでした。

園児たちは早くも10月末に配役の発表を経て、本格的に聖劇の練習に取り組んでいます。廊下を歩いていると、もう聖劇の中のメロディーを口ずさむ園児たちを見かけることが出来ます。口ずさんでいるものが合唱になる場合も、、、。実は、上に引用した部分は、聖劇の第4幕の不思議な夜の部分です。聖劇では私たちの頭上の上で見守っていた星たちが羊飼いたちに言葉をかけています。更にしるしとして語られたのが飼い桶に寝かしている赤ん坊でした。生まれたばかりの赤ん坊が、その小さな身を置くところがなく、牛や馬の飼い桶に寝かされていることは、そうそう見ない特別なしるしでした。皆が眠っている晩、羊飼いたちは立ち上がり、救い主を探し当てて感動的な出会いを果たします。喜ばしい知らせ、豊かな恵みを頂くためには、立ち上がる必要があります。眠っているだけでは、聞いただけでは何も変わりません。

誰でもない私たちのためにお生まれになったイエス様が、特に聖母の騎士幼稚園の園児、そのご家庭に豊かな恵みを下さるように、お祈りします。